2007/11/25 山伏峠

2007年11月25日
コース 多摩湖~山王峠~山伏峠~山王峠

参加メンバー
あんちゃん ・ しゃくれ ・ I野 ・ ARIKO ・ K菅 ・ わんにゃ・ T内 ・ Dandelion ・ リーダー ・ kyukyuta ・ よっしー ・ サポート部隊7名

今回のロングのテーマは、『脱・初心者』 ロング経験の少ないメンバーからの「峠に挑戦したい!」という要望に応えて、コース決めからペース配分、サポート体制、イベント(昼食にジンギスカン)まで考えました。
初心者といってもロング経験が浅いだけで、それなりに走れることもあり、コースは正丸峠に決定。ペースはゆっくり行くことを約束し、珍しくサポートカーを付けての万全体制です。

走行会終了後、いつものように多摩湖下のコンビニで補給食を調達し、ルートを確認。青梅街道から岩蔵街道を経て、山王峠経由で名栗川沿いを行き、山伏峠を越えて正丸峠を目指すコース。山王峠手前では、初心者対応モードということで、一旦コンビニ休憩を追加。更に今回はメンバーが多いため、青梅街道など通行量の多いところは、初心者組と健脚組に分けて走行することを決めていよいよスタート。

今日の天気は快晴で、雲ひとつ無い良い天気。日差しも強く気温も徐々に上昇傾向で、少し走り出すとちょっと汗ばむほどだ。通行量の多いところも、分散走行で順調に進む。青梅街道を無事に抜け、岩蔵街道~笹仁田峠を越え一気にダウンヒル。「帰りはここを登るんですよ。」と告げると、「下るのもったいな~い。」と初心者組。下りきって岩蔵温泉脇を通過する頃、健脚組と無事合流。ここから数キロ走って、コンビニ休憩。

しかし、健脚組は絶妙なペース配分でした。数ヶ月前まではロング初心者だったことを考えると、成長ぶりを実感しますね。

しばらく休み、補給を済ませ再び走り出す。走り出し早々は山王峠越え。ここは比較的距離が短いが勾配はそこそこきつめ。難易度的には低く、この先を考えて出来るだけ足を使わずにクリアする。

一気に下って、今度は名栗川沿いを進む。この辺りはほぼ平坦で、景色が良く、車も少なく、非常にのんびりした感じで、ロングが気持ちいいと一番感じるポイントだ。メンバーの足もまだまだフレッシュで、快調に進む。

名栗の分岐を過ぎ、“南無新井不動尊”の水汲み場で一時停止。この先はもう山伏峠の麓。各々ヒルクライムに備えて補給や休憩を取る。

そしていよいよ今日のメイン、山伏峠のヒルクライム開始。スタート早々は牽制状態でゆっくり登る。登りながらの会話も上に行くにつれて少なくなる。次第にペースが上がり、いよいよサバイバル戦。一人また一人と集団を離脱しマイペースに切り替える。ロング初心者も初めて経験する勾配に戸惑いながらも坦々と峠を目指し、皆無事に峠で合流。少し休憩した後、残る1kmのヒルクライムをこなし正丸峠に到着しました。

今回はサポーターを含め18名の大所帯。予約も入れずに正丸峠の奥村茶屋さんに押しかけ、ジンギスカンを囲み、プチ宴会気分の昼食となりました。

さてさて帰り道。時間もかなり経っていて、慌てて帰りたいところですが、今日のテーマに反するのでペースは上げずに走りだす。

正丸、山伏を一気にダウンヒルし、来た道をそのまま逆走ルート。名栗川沿いを進み、山王峠に差し掛かる。帰る側からの山王峠は、更に短く勾配がきつくなる帰り道の最難関。ここを何とか無事に超え、残る難所は笹仁田峠。ダラダラと続く登りに加え、車の通行量も多く、なんとも走りにくい峠なのです。「ここを登り切ったらご褒美ね!」などど言いつつ無事に峠を越え、帰り道最後のコンビニ休憩をとって、最終ラン。ようやく多摩湖入り口にたどり着いたときには日が暮れてしまいました。

今回のロングは、みんなのレベルアップに関心の一言です。

力も当然ですが、ペース配分、バイクコントロール、周りへの配慮等々・・・。

本当に今後が頼もしいです。