オーバーホール Step2 パーツメンテナンス


パーツ類のオーバーホール作業に入ります。
パーツ類も必要な部分は分解し、洗浄、調整などをしていきます。


リアディレイラー。
左が作業前、右が作業後です。


リアディレイラーの裏側。
リアディレイラーはプーリー周りが油で固まってしまうので、入念に洗浄を行います。


状態によってはここまで分解を行います。
(写真は別なバイクのものです)


フロントディレイラーは泥詰まりを起こし動きが悪くなっていました。


フロントディレイラー裏側。
きれいに洗浄して、注油を行います。


チェーンホイールは見た目きれいですが、裏側に大量の油の固まりがありました。


チェーンリングを外して洗浄します。


チェーンリングは歯先まで細かく洗浄します。


ブレーキアーチはかなりの泥詰まりがあり、入念に洗浄します。


スムーズに動くようになりました。


スプロケットは最も油汚れの多い部分。
初期のチェック段階で気になっていた歯の摩耗があり、トップ側3枚が歯飛びを起こしていました。


まずはきれいに洗浄します。


トップ側3枚の歯を新しく交換します。


交換完了。


ヘッドパーツはかなりの汚れとサビを確認しました。


ベアリングはグリスが抜けてしまいかなりのダメージを受けていました。
今回は交換ではなくメンテナンスを行います。
初めにシールを傷つけないように外します。


クリーニング液でベアリングを洗浄します。


洗浄完了。


ベアリングにグリスを注入します。


ヘッドパーツのオーバーホール完了。


一通りのパーツ類のオーバーホールが完了しました。

Step3 ホイールオーバーホールへ続く

Step1 Step4 Step5